響とお茶を飲みながら無言の部屋…。



「確実に何かあんだろ女将…。」

「だよね…。あたしの名前読んだよね…。」

「まぁ里佳チャンの名字は俺の名字で書いたけどな。」



そうなの!?



新婚さんみたい…。



「でも附に落ちない態度だな…。取り合えず俺風呂入って来るわ。」

「あ、うん!!あたしも入る!!」



二人で別々のお風呂に行った。



硫黄の匂い~!!



美肌!?



たっぷり温泉に浸かった後に部屋に戻ろうとしたら響が待っててくれた。



「おせぇ…。」

「部屋戻ってるのかと思ったもん!!」



浴衣響に超ときめく…。



なんてカッコイイんでしょう…。



パタパタとスリッパで廊下を歩いた。



「すいません!!」



後から声をかけられ振り向くと高校生くらいの仲居さんが立ってた…。



えっ?



誰…。