まずは携帯ゲット。



次は隙を狙う。



廊下を歩いてるアリサにわざとぶつかった。



「キャッ!!」

「あっ!!ごめん!!大丈夫!?」



さりげないボディタッチで手を握った。



俯いたら下から覗き込む。



「痛い!?保健室行こうか!?」

「あっ!!全然大丈夫!!ごめんねボーッとしてて…。」

「俺が悪いから謝んないでよ!!どこもケガしてねぇよな!?」



ははっ…。



これでまずは俺って存在をアリサの頭の中に入れた。



次の日の朝に入ってたメール。



『転校して来たばっかりで一緒にお昼食べる人がいないの…。今日一緒に食べてくれない?』



イイねぇ~。



うん、計画通り。



「響…。アリサと連絡…。」

「取ってる。でも里佳チャンは心配しないでイイから。最後は里佳チャンが復讐すんだから。」



さて、楽しませてやろう。