響が響でよかった…。



あたしだったら絶対気付かないよ…。



「怖いね…。」

「引っ越せば?」

「そんなお金ないもん…。」

「ここくればイイじゃん。響君付きマンション。」



それが1番イイけどさ…。



響と住んだら…。



「毎日触れるし。」



ほら…。



響の頭ん中は絶対エロい事しか考えてないんだ…。



「身体がいくらあっても足りない…。」

「そのかわり家賃タダだよ~。」

「それは払うよ!!ちょっとだけ…。」

「ここ買ったから家賃ねぇの。」



買った?



賃貸じゃないの!?



「誰が?」

「俺が。」



金持ち…。



恐ろしい高校生だ…。



「まぁ荷物は運んだけど。」

「えっ!?」

「そこの空き部屋。里佳チャンにあげる。」



走って空き部屋に行ってみた。



ウソ…。