「あっちぃ~!疲れたぁ~!」
道の途中、悠ちゃんはもぅバテバテだった。
「ごめんっ。。。私のせいで…。」
「ちーがーうー!」
悠ちゃんは私に軽く頭突きする。
「違わないっ!やっぱり重いよっ!
私、ぜんぜん運動してないから太ったかも!
きっと体重量ったら絶対に…きゃ~~!!!!」
「あっ!…コラッ!暴れるなっ!!?うわっ!?」
私が急に暴れたせいで悠ちゃんはバランスを崩し、
二人して地面に倒れた。
地面は芝で良かったww
そうこの久しぶりに触る芝。
私はすぐに分かった。
ここは土手だ。
初めて悠ちゃんと出会った場所。
いつの間にか、こんな所を歩いてたんだ。
私たちは仰向けになって空を見た。
「気持ちいい~!」
悠ちゃんは空に向かって叫ぶ。
「幸と一緒に土手に来たの久しぶりだな♪」
「うん!」
この新鮮な空気を吸うのも久しぶり。
私は深く深呼吸をした。
悠ちゃんはずっと空を見つめている。
「空は繋がってんだよな。」
へ…?
悠ちゃんはぼそりと呟いた。
空は繋がっている・・・
「はい。繋がってますよ♪」
空と一緒にひぃちゃんの笑顔が見えた。。。