よっしーのその真剣な眼差しに不意に胸が高鳴った。



『………なーんてな。

冗談だよ、冗談』


よっしーはそう言っていつものように笑った。


ビックリしたぁ…

なんか言われるのかと思ったじゃん。



『でもさ、どうなんだよ?

稲葉、俺と同い年だぜ?
だから結衣より12も年上ってことになるだろ』


そうなんだ。

そこが実は1番の問題だったりする。



「分かってるよ、そんなこと。

でも好きなんだもん
仕方ない…じゃん」


よし分かった、よっしーはそう言うと私の頭に手を置いた。

そして髪の毛をくしゃくしゃにすると


『特別大サービス!

俺が応援してやるよ』


笑顔でそんなことを言った。


なに?!

なんなの?!


応援って…よっしーが?



「ありがとう!!」

私はよっしーに笑顔を向ける。


超強力な味方、手に入れたよ!!