俺があずの頭を優しく撫でるとあずは嬉しそうに笑う。
幸せな朝。
こんな朝が毎日あったら
俺は幸せすぎてやばいだろうな。
「ねぇ…孝之…」
『ん?』
「エッチしよ。」
いきなりあずは俺を試すような声でそんなことを笑って言うから俺はビックリして固まってしまった。
あず…朝から………何だよ…、もう。
『あずの変態。』
俺が笑うとあずは
「孝之はしたくないの…?」
切なそうに見つめてくる。
『…したくないとかじゃなくて………大事にしたいし…焦らなくてもいいよ。』
「焦ってるんじゃないよ……。ただ………孝之の特別になりたいの。」
あずは不安そうな顔して俺を見上げる。
『もう特別だよ…?』
「私欲張りかなぁ…?………足りないよ………孝之……ひとつになりたい…」