それは、私が中学一年の冬のことだった

私は趣味でダンス教室に通っている。
同じクラスにいた凄くかっこいい彼
ダンスがとても上手くてすごくすごく
憧れていた。



その人の話を私は学校でした。
「写メ撮ってきてや!」
「撮れるもんなら何枚でも撮りたいよ~」
かっこよすぎて話しかけられない

ふとあるとき気づいたのでした。


『バスケ部の2年生にダンスの人に似ている人が居る!』

彼の名前は「あべ先輩」
凄く可愛くて癒し系だ

私はソフトボール部に所属している。
丁度水飲み場に移動中
後ろを振り向くとそこには
あべ先輩がっ!
その日は嬉しくてたまらなかった
目が合った♪
それだけで幸せだった。


今までいろいろな恋をしてきたけど
こんなに変わった恋はしてことなかった。
年上の人を好きになるとか、
産まれてきてから一番片思い歴が長い。

あべ先輩は凄くバスケットがうまくて
かわいくて、何気ない仕草にグッとくる。
そしてなによりも、疲れた時に目が合うと
癒しオーラでそんな気持ちもふっとぶ!
てな感じだった。
最初は絶対に憧れだ!
って思っていた。


憧れ=好き

そんな法則はないけれど

気になる=好き

この法則はある。

どういうことだ?

私は日に日に気になって憧れの先輩となった。