テストっていったって、何処でるかわからなかったら意味ないじゃない!
「はぁぁぁ…まさか珀桜にあんな制度あるとか信じらんない(泣」
コンコン───
「?はい、開いてます」
ガチャリ…と入ってきたのは悠くんだった
「しーおーん勉強頑張ってるか?」
「テストに出る範囲がわからなかったら勉強もできないんで」
「あぁそっか……」
「……」
「……………」
2人に長い沈黙が流れた
先に喋りだしたのは悠くんだった
「紫音は…やればできる子だ!テストだってきっといい点とっていいクラスに入れるさ!だから
そんな緊張すんなよ?」
「…………うん」
「……よし//」
悠くんは少し照れくさそうに部屋から出ていった
会ってまだ2日しかたってないのに、どうして大丈夫だなんて言えるんだろ…
やっぱり悠くんは可笑しな人だ(笑
でも大分気持ちが楽になった。ありがとう───────悠くん