午後からの授業はとても平和な様な気がした
あんな先生の授業があった後だしね
授業はすでに終わり、クラスの皆も帰宅する人や部活に行く人等まちまちに行動している
「紫音、今から暇?」
「詩乃舞ちゃん!んー…暇だよ!」
「紫音は部活に入らないのですか?」
詩乃舞ちゃんの横にいた静香ちゃんが問い掛けてくる
「あ、うんあんまり部活って好きじゃないからさぁ」
「紫音は頭もいいし、こないだの体育見てる限りじゃ運動苦手ってわけでもないだろ?」
「いやいや私運動苦手だよ…こないだの体育はたまたま得意なスポーツだったんだよ」
「嘘つくなよー?このこのー」
いきなり詩乃舞ちゃんが首に腕を回してプロレス技をかましてくる
「わわっ」