「広ーーい!景色もいい…ってか高い!何階なんですか?」
「59階だよ。紫音ちゃんの部屋は60階の最上階ちなみに俺の部屋の隣な」
その時、丁度家の扉が開く音が響いた
「はぁ…はぁっ…た、ただいま!…あ、キミが紫音ちゃんだね!葉音さんに似てとても可愛らしい…あ、僕は結野宮悠一。キミの新しいお父さんだ。よろしくね」
「や…山田紫音です。よろしく…お願いします」
「んもー悠一さんったら可愛いだなんて」
言わずともわかりますように、葉音さんとは私のお母さんの名前
2人は新婚さんオーラが出まくっていて、正直この場にいたくない
「私、部屋の整理してきますね。」
「あ、もうベッドとか大きいものは運び終わってるからね」
「ありがとうお母さん」