「約束だよ。」


「だったら早く熱下げないとな。」


「うん。」


「手伝ってやろうか?」


「どーゆー意味・・・」


「こーゆー意味。」


あっ、って思ったときは、龍矢が私に覆いかぶさっていた。


「龍矢のバカ!」


「運動すると、熱下がるって言うよな。」


「絶対しないんだから。」


「あはは。うそだよ。」


「またからかって。」


「ゆっくり寝ろ。」


「どこにも行かない?」


「ああ。」