「たぶん。」


「美和。」


「みーちゃん。」


由衣とりょー君が心配そうに見てた。


「でも、そんなにひどくないし。」


「とりあえず、冷やしましょう。救護室に行きましょう。」


「はい。」


「あっ、私がついてきます。」


「僕が行きますよ。新井さんはここにいてください。」


「でも・・・」


「次の試合の子もいますので。」


「わかりました。」


「大内君は戻らなくていいのですか?君はまだ、試合があるでしょ?」


「はい。」


龍矢は私を立たせた。


「行きますよ。」