最初こそ、互角の戦いだったけど。


りょー君が、1点・2点と入れるうちに。


あっさり、りょー君ペースになってた。


「お疲れ様。」


「みーちゃん。どうだった?」


「かっこよかった。」


「サンキュッ。」


にこって、笑うりょー君。


龍矢もこのくらい、いい笑顔してくれればいいのに。


「みーちゃん次は?」


「もうすぐ。」


「じゃあ、見に行くわ。」


「うん。」


由衣とアップをする。


しばらくすると、龍矢からお呼びがかかった。