「みーちゃん、勝ったよ。」


「ちょっ、りょー君!?」


りょー君が私に抱きついてきた。


「ごめん、つい。」


「うんん。」


パッと、りょー君が私から離れた。


びっくりした。


それに。


ますます、龍矢の視線が痛いです。


「じゃあ、今日はお疲れね。」


ホームルームが終わって帰りの時間。


今日は部活がないから。


そのまま、帰宅。


外の応援って、意外に疲れる。


暑いからね。