「うわっ、なに?」


最初に出て来たのは、なんか耳らしき部分。


徐々に、姿を現した。


「なんで、こんなの・・・」


すべて、袋から出すと。


大きなクマのぬいぐるみだった。


「えっ?これだけ?」


カードもなにもついてない。


これじゃあ、なんなのかわからないじゃない。


ほんとに何もないのか、隅から隅まで見てるとき。


びくっ。


ベットのところに置きっぱだったケータイが鳴った。


「びっくりした。」


慌ててケータイまで走った。


相手は。