着替えをしていると、部屋のドアが叩かれた。


「はーい。どうぞ。」


「美和様、お届け物です。」


「えっ?届け物?」


誰だろ?


私に荷物送ってくる人なんて、いないはずだけど。


「龍矢様からです。」


「へっ?龍矢?」


「はい。こちらに、置いておきますね。」


「ありがとうございます。」


メイドさんが置いていってくれた袋は、かなり大きい。


3人くらいで、運んでた。


袋を見ると、送ってきたところは出張先。


なんなんだろう?


そっと、リボンをほどく。