夢を見た。


小さいときの。


りょー君って、私呼んでた。


あれは・・・


たぶん・・・


「幼なじみの男の子。」


「はぁ?俺は聞いてない。」


「私だって、今思い出したんだから。」


そんな夢くらいで、怒らないでよ。


「きゃっ。ちょ・・んっ。」


起こした身体が、またベットに沈んだ。


「呼べ。俺の名前。」


「んっ。龍矢。」


激しいキス。


「あっやだ。学校なのに。」


首筋に跡をつけられた。