龍矢の存在を感じて。


安心して。


私はまた眠りに落ちていくことができた。


「席着いてください。出席取りますよ。」


龍矢が教室に入ってきた。


いつものように、出席を取っていく。


「全員出席ですね。3学期といえど、4月からは3年です。毎日しっかりと過ごしてください。」


「はーい。」


「進路とか悩んだら、いつでも僕のところに来てください。相談に乗りますから。」


進路。


私は・・・・


どうなんだろ?


やりたいことってなんだろ?


それとも。


結婚してるから、このまま龍矢のそばにいたらいいのかな?