「美和、起きろ。」


そう声をかけても、美和が起きるわけない。


「起きろよ。」


耳元でささやいて、キスをする。


「んー?」


ほら、起きるだろ?


「おはよう。」


目をこすりながら、起きる美和。


可愛いから、もう一回キスした。


「朝からやめてよ。」


「あ?こうやらないと、起きないのはどこのどいつだ?」


「起きたじゃない。」


そう言って、布団をめくる。


「さむーい。」


また、ベットに戻ってしまった。