案内された場所で、ベットに横になった。


看護師さんが、点滴をしてくれた。


龍矢は用意してくれた椅子に座っていた。


ふー


なんか疲れた。


「終わったら起こしてやる。寝てろ。」


「絶対起こしてよね。」


「ああ。」


念を押しとかないと。


また抱きあげられたら、恥ずかしいからね。


ウトウトと、私はまた眠りの世界に引き込まれた。


美和の頬を触ってみると、かなり熱い。


「まだかなりあるな。」


それにしても。


やっぱり医者は男だった。