「知ってる。」


「うん。」


「俺が愛してるんだ。幸せじゃないわけないだろ?」


「もう。どこから来るの、その自信。」


「美和が俺を愛してるから。その気持ちが伝わってくるから。」


「伝わってる?」


「当たり前。」


「よかった。」


「身体、冷えてるな。」


「外にいたから。」


「風邪引くぞ。」


「そしたら、龍矢に看病してもらう。」


「美和は俺が居ないと、寝れないもんな?特に熱があるときは。」


「あれは、夢見たからで・・・」


「ちょっと黙れよ。」