「美和?」


「怖かった。」


「悪い。」


「龍矢死んだら、どうしようかと思った。」


「バカ。勝手に殺すな。」


ぎゅって、抱きしめてくれた。


「カーテン閉めて。」


「うん。」


龍矢は私を抱き上げて。


ベットに乗せた。


「いつまでも泣いてるな。」


「でも、出るんだもん。」


どーしようもなく、怖くて。


不安で。


しょうがなかった。