それから、その話はなくなって。


バスに乗って、戻ってきた。


「じゃあな。」


「うん。ありがとね。」


どうしよう・・・


どうしよう・・・


りょー君と別れたあと。


私の頭はパニック状態だった。


りょー君は、あの答えでほんとに納得したんだろうか?


分かんない。


どうしよう・・・


「龍矢・・・」


どーしようもなく、龍矢に会いたくなった。


私はいつの間にか、ケータイを取り出してた。


プルル・・プルルル・・・