「…んー…」

目が覚めた。

「朝ぁ…?」

ぐっすり眠っていたらしく、目覚まし時計を見ると針は十二時を指していた。

起き上がると同時にお腹が…

ぐるる…ぅ…

鳴った…。


そういえば…昨日夜食べてないし…。

パンでも食べようと部屋を出て階段を下りた。

いつも一人で勝手に食べていたから、その癖で勝手に食べるつもりになっていた。

「…え」

「おはよ。…おそようの時間よ?サンドイッチで良かった?」

「作ってたの…」