「あのさ…美香サン?」

「え?!」

敦志がストローをくわえたままあたしに顔を向ける。

「見つめないでくださいますか?」

ニ、ニヤッて!

「馬鹿じゃねえの?!」

「ふはっ!図星!」

「ざけんなっ…変な顔だと思って見てたんだよ!」

完っ全に嘘っぱち…。

「失礼だな」

ていうか……

何気に和んでる場合じゃない!

ちゃんと話さなきゃ、敦志を呼んだ意味がない!