「…っ…ハァっ…」

つ…疲れた…

酸素…

「大丈夫かよ…んな急がなくても…」

やっぱり敦志は先に待っていた。

「こ、んどから…ハァ…三十分前に連絡して!…ハァ…」

「嫌だ。寒いだろ」

「嫌だはこっちだ!普通は彼女が待つんだよ!」

「や、普通は彼氏だろ」

「彼女!」

大分呼吸が整ってきたところで、改めて敦志を見た。

昨日は、あんなだったから意識してなかったけど…



ヤバイ、制服。



超格好イイ。

…モテるのも…解る。