次の日は、朝起きてすぐに朝食。

洗面。

着替え。

メイク。

……気が早過ぎた…。



高校だから、夕方っていっても五時くらいだろうし…

今はまだ十時。

まだ、十時。

しばらく携帯をいじって、音楽を聴いて、やっと昼になって、昼食をとって………



「一時……疲れた……」

時間が過ぎるのを待つのが、こんなに疲れるとは。

あと四時間。




あと三時間。



あと二時間。



……で、五時というところまで、耐えた。

あたしは耐えた。