一段、一段と、緊張しながらもしっかり歩く。

とてつもなく長い階段…に感じる。

九州にある3333段より長く感じる。

あたしは、やっとこさで階段を上り終えると、大袈裟に深呼吸をした。

だって緊張する!!!

一クラスずつ見ていこ。

『1−A』と書かれたプレートがぶら下がっているクラスは、どうやら数学の授業をしているらしい。

…超・静・か!!

B組を覗いた時に、何となく『金○先生』を思い出し、ここにもいない事を確認した。

次はC組…と、足を動かそうとした途端…



キーンコーンカーンコーン…





やっっっっっ




べえー!!!!!!