手首を掴まれて壁に押し付けられた…
「キャッ…何するの!?」
『こういうこと…』
空の顔がだんだん近付いて来た…
クチュッ
わざとイヤラシイ音をたてながらキスしてくる…
クチュクチュッピチャ…
「ハアッハアッ…んっやぁ…ッ…空ぁ…やめッ…なん…ッでこ…んなこと…ッするの…ッ」
唇を離した空に涙目になりながら聞いた…
『花音が俺に何か隠しごとしてるからだょ』
プィ
怒ってるのはこっちのはずなのに
空の方が不機嫌になった
『本当のこと言わないと…もう一回キスするから…』
空が顔を近付けようとして来たので
慌てて阻止した
「…!?ちょっと…待って!!
言うから!!』
『早く言えよ』