いきなりドアが開いたと思ったら…

音羽が泣きながら私に抱きついて来た…


「花…音ッ…陽太君がァ…可ゎ…愛い…ッ女の子と…キッ…スして…たッ」


『「え″!?」』

空と声がそろった…

「陽太君って彼女いないんじゃないの!?」


「そのはず…ッなのに…」


「空はなんか知らない!?」

『ん~…陽太には今…彼女いないはずだけど…

それに…キスしてたなんて見間違いじゃねぇの!?


だって陽太には好「ガチャッ」』


空の声はドアが開いた音でかき消された…