数分程歩き、ようやく魅亞の教室、2-Cに着いた。
と同時に本鈴が鳴り、生徒達がバタバタと廊下に出た。
初めて見る魅亜に、生徒達は注目を浴びせる。
「今年度から2-Cに転入した、紅魅亞さんですよ」
あたしは軽くお辞儀をすると、列の一番後ろについた。
隣の男子の列には、凄く背の高い男子生徒が居た。
バチッ・・・・・
あ・・・・・。
その男子生徒と目が合ってしまったが、すぐにそらされた。
格好良い顔してるんだな~。
体育館への道のりは、長かった気がする。
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