悩み苦しんでいるうちに、自然体調が悪くなり食が細くなりました

―しかし今里帰りなんてしたら、尚侍の懐妊が気に入らないのだと噂されるだろうし、東宮様もお疎みになるかもしれない…


そう思い、乳母達の心配を無視して頑として内裏を下がりませんでした