「そう…それでは、右大将殿は私の義理の伯父君となるのね。

私の方が、何歳も年上なのに。」

「姫様が、六歳お年上です。

その新しい奥方様も、姫様より四歳お年下でいらっしゃいます。」

「…まあ、そうでしょうね。」

―私はもう三十歳ですもの…