ある日の晴れた日曜日。


私は洗濯機を回し、ベランダで日向ぼっこをしていた。

大好きなレゲェの曲を聴きながら。


すると、携帯が着信を知らせた。


健太郎からだった。


『真理ちゃん、今から部屋行って良い?』


「え?!今?30分後くらいで良い?洗濯してるから!」


私は携帯を切った後、急いでメイクポーチを出して化粧をした。


ジャージを風呂場の棚の籠に隠した。


髪の毛も、前髪のチョンマゲを取って整えた。