「芽依っっっ…」


羽奈は、ただただ戸惑っていたらしい。


それもそうだろう。



私のあんな姿を見たことがある人はいない。



何しろ、自分が何をしたのかすら覚えていないのだから。






「はぁー」


私は屋上にいた。