腹黒王子は隠れボディーガードを無自覚に偏愛する。



「はぁ...」



思わずついてしまうため息。

これはどう考えても、昨日の彼のせいだ。

眠れなかった...。



いつも通る道(学校への道)...つまり、そこには毎日女子生徒たちに囲まれている彼を見つけるのだ。

?誰かに見られているような...。