腹黒王子は隠れボディーガードを無自覚に偏愛する。



「千空。」

「...絢永?なんでここに...」



__ズキッ


珍しいな...千空さんが女子を名前呼びするなんて...。

この学園では、私一人だったはずなのに...。


名前で呼ぶ仲、か...。



二人が話していると、距離を置きたくなって、少し離れようとする。

すると、彼女が声をかけてきて...。