−−−今の仁君の言葉は…告白のようにも聞こえるけど、


−−−振られたようにも感じる。



仁君は、恋の駆け引きも上手で…

結局は、

アタシの気持ちが納得する答えも出ないまま…

店を出ることになった。



−−−店から出て…プリクラを撮ろうと言うことになり、近くのゲームセンターまで歩く…。


あきな;ぅっ…寒いね。アタシ、寒いの苦手!お酒飲むと最初は身体が熱くなるけど,時間が経つと寒くなるんだよね〜、典型的な酒に弱いやつ(笑)


すると仁君は、黙ったままアタシの手をつなぎ…自分のコートのポケットに入れた。


ただ手をつないだだけなのに、その行為は…アタシとアタシの心を…

とても暖かくしてくれた…。

アタシは今でもその日のドキドキと

温もりを…

覚えているよ。



仁;俺なんて関東出身だし…寒さは、あきなちゃん以上に弱いよ。身体も見ての通りヒョロいしね(笑)


あきな;だから!うらやましいくらいだよ。どんなダイエット法?(笑)


仁;この体型は俺の、コンプレックス!!



ふ〜ん…仁君くらい、カッコ良くてモテても,

コンプレックスってあるんだね?

贅沢な悩みのょーな気もするけど。