あきな;仁君…いなくなっちゃったよ…赤ちゃん。


仁;あぁ…そうだな。もし…次があったら、産んでやれるような環境だったらいいな…。


あきな;じゃあ、来年の国試は受からなきゃね…,それから飲みも控えて、女遊びも辞めてもらわなきゃ…。


もう赤ちゃんのいないお腹に手をあてて…


例え、血の塊のようなグロテスクなものでも…


赤ちゃんを見せてもらいたかったな…と思いながら話した…。


仁;酒は辞められないなぁ〜…女遊びは…してないだろ!?


あきな;…知ってるよ。プリクラ隠してる事も…
実家に帰るって言って、富士急ハイランドに行ってた事も…そのバックに減ってなかったけどコンドームが入ってた事も…。


仁;……。


あきな;わかっててお金…貸すの、辛かったなぁ…貸すってか返してもらってないし。


仁;……。


あきな;アタシは仁君の都合よく帰れる場所じゃないよ…アタシだって…ちゃんと見ててくれなきゃ、いなくなっちゃうかもしれないよ?!


仁;…おまえを裏切るような事はしてないから…。…嘘をついてたのは謝るけど…言っても納得してくれるとは思えなかったんだ…。