――あれは、ほんの1ヶ月前のゴールデンウィーク。瞳ちゃんと一緒に出かけた日の帰り道のことだった。
『いやー。ライブ、楽しかったね』
『うん。本当に最高だった! 欲しいグッズも買えたし、ファンサももらえたし……なんだか夢の中にいるみたい!』
この日、私は瞳ちゃんの推しがいるアイドルグループのライブを観に出かけていた。
『チケットを2枚とれたから、茉紘も一緒に行こうよ!』と誘われたんだ。
ステージの上で歌やダンスを披露する生のアイドルはキラキラ輝いていて、気づけば目が釘付けになるほど夢中になっていたのを覚えている。
『茉紘、またライブがあったら誘ってもいい?』
『いいよ。一緒に行こう!』
オレンジ色から藍色に移り変わっていく夕暮れ時の空の下で、二人で笑い合いながら歩みを進めていたそのとき。
『いやー。ライブ、楽しかったね』
『うん。本当に最高だった! 欲しいグッズも買えたし、ファンサももらえたし……なんだか夢の中にいるみたい!』
この日、私は瞳ちゃんの推しがいるアイドルグループのライブを観に出かけていた。
『チケットを2枚とれたから、茉紘も一緒に行こうよ!』と誘われたんだ。
ステージの上で歌やダンスを披露する生のアイドルはキラキラ輝いていて、気づけば目が釘付けになるほど夢中になっていたのを覚えている。
『茉紘、またライブがあったら誘ってもいい?』
『いいよ。一緒に行こう!』
オレンジ色から藍色に移り変わっていく夕暮れ時の空の下で、二人で笑い合いながら歩みを進めていたそのとき。


