席につき、携帯をいじっていた。


あたしと同じ出身の中学校の人はいない。



なぜかというと・・・・・・








引っ越してきたから・・・・。




メールがきていた。


差出人は、前の学校の友ダチ。


「友里、だいじょーぶ?」


「うん。おっけェ!」


メールの返事をして携帯を閉じる。


かばんにいれようとすると、ぱっと携帯をとられる。



「ちょ・・・」


相手を見ると、金髪の軽そうな男。


「可愛いね!アド交換~!」

「返してよっ!」

「かーわい・・っ!」


「てめー、邪魔。」


助けてくれたのは、チャパツでこれまたイケメン。


携帯を返してくれた。


「あ、ありがと・・」


「いや。別にいいよ。俺比良!あんたは?」

「友里。よろしくね!」

比良とは席が隣で、気が合いアドを交換していた。