初恋が一時間で終わるなんて・・・こんなラブストーリー聞いたことないよね。



「彼女・・彼女・・・」





「どうされました?お嬢様。」


家に帰っても、望夜のことが気になって仕方なかった。


「隣に住んでるさ、庶民の人いるじゃん?」






「あぁ、陽山さんの家のことでしょうか?」




「あそこに住んでいる長男の子がさ、今日あたしのクラスに来たんだけどね、彼女いるんだってぇ・・」




「もしかして、菜柚のことですか?」




「菜柚?誰それ。」





「私の孫でございます。」





「孫??!!!」