「はぁ・・・」




「どした?望夜。もしかして学校新聞に連載されすぎて鬱だとか??」


食パンを銜えながら潤聞く。


「ちげーよ。鈴咲とのことだよ。」



「あぁ、絢か。」



「あれからむっちゃ気まずいし、今から校外学習だよ?運悪く同じ班だし・・」




~♪


《そっちはどう?例の絢菜ちゃんってどんな子なの?会ってみたいなぁ》




「菜柚って子から・・?」




「もう、別れたけどな。」




「は?!マジで?!」



「菜柚はもともと俺と仕方なく付き合ったって感じだし・・・本当は俺の兄貴が好きなんだよ」





「切ない恋だったねぇ・・」




くしゃっと俺の頭をなでる。






「やめろって!!」