ようやく昼休みになり、一人で屋上に向かった。 「メール来ないなぁ・・・」 「誰から来ないんだよ。」 急に俺の顔を覗き込む奴。 「わっ!!!」 あわてて起き上がる。 「誰だよ、お前。」 「お前こそ誰だよ。」 「いや、お前が話しかけてきたんだろ?」 「俺、一年A組の垣ノ瀬潤。お前は?」 「え?同クラじゃん・・さっき転校してきた・・」 「もしかしてお前が陽山望夜?」 「自己紹介聞いてなかった?」