「集合ー」
「「「「「「「「「「はーい」」」」」」」」」」
「今日は一年生にコートに出て、試合をやってもらいます。試合は初めてかもしれないけど、やるうちに上手くなるから頑張って下さい!」
「分かんないことあったら言ってねっ」
…「愛華ー、一年生さぁ人数一人多いから、審判できる人いたら頼んでい?」
「だねー!一人ぐらいはいるらぁ?」
「えっと…一年生の中で審判できる人?」
「「「「「「「「「「はい」」」」」」」」」」
あらら…みんなできるのかいっ!
「じゃあ、その中で審判やってくれる人?」
「じ…じゃああたしやります」
「華恋ちゃんやってくれるの?ありがとう」
「はい!!先輩達は休んでて下さい。」
あぁ、なんて優しいんだ。華恋ちゃんは!!!!
「ありがとう。でもなんか分からないことあったら言ってね」
はぁ、やっと休める。やっと休憩だ。
「璃南っ…」
「えっ?…」ん?今声が聞こえたような…。
「っ…璃南!」
「秀ちゃん。」あれ?なんでなんで?部活中くるなんて…。
しかもあれからメールきてないし。もしかして別れ話?…それだけはやだ。
「璃南っ!行ってきなよ!」
「えっ、でも…」
「大丈夫だって♪一年生の面倒は二年みんなが見とくから。ね?みんな~?」
「そ~そ~♪行ってきなよ」
亜弥ぁ~。
「彼氏さん待ってんぢゃん♪」
「みんな♪本当にありがと♪♪ぢゃ!行ってきまぁす」