キンコーンカンコーン…。
「ヤバ!!~どーしよぉ!遅刻だぁ…」
チャイムギリギリで走ってきたのは篠山璃南。現在中学二年生だ。
「あ~!!璃南ぁー!おはよっ♪」
「愛華ぁ~~♪♪」
「今日もギリギリかよー!?」
「そ~♪また寝坊しちって…。まぁギリギリセーフだから大丈夫っしょ~♪先生きてないしぃ!」
「そうゆう問題ぢャねぇょ~」
「大丈夫。明日こそ早くくる!」
「フッ…それ本当かよ~!!」

楽しそうに璃南と話してるのは中野愛華。
璃南と同じクラスで璃南の親友。小学校の時からの仲…。

やっと午前の授業が終わり、昼食で昼休みだ。
「愛華~♪お弁当食べよ~~♪♪」
「まぢ腹減ったしー。どこで喰おっかぁ?」
「え~…とぉ…。愛華はぁ?どこがいー!?」
「えっ?あたしぃ??あたしは…やっぱ……」
「「中庭ぁ~♪」」
「あははっ♪やっぱり愛華も中庭が良かったんだぁ♪♪」
「璃南だってそ~ぢゃあん♪」
この学校の中庭は、すっごい落ち着く。
だから、お昼はいつも食堂か中庭、それか外で食べる。
まぁ食堂で食べんのは雨の日とかくらいなんだけど。笑