――“バシッ”
――“ドスッ”
――“バキッ”
無言のまま部屋に着いた。
ごめんね隼士……
また悪い事して………
隼士を怒らせちゃって…
――“バキッ”
…―――“ドサッ”
「ゥッ……ゥッ……」
倒れ込んだ私の髪を掴み
「……あの男と何話してたの?」
隼士は目を丸くして聞いてきた。
「何もっ……ケホッ……
何も話してないよっ!!!」
隼士はみるみる顔色を変えて
髪を離し、俯せの私を
仰向けにした。
あれ…私泣いてるのかな……
顔に熱いものが伝う。
「―――キャッ!」
―――――……
―――――――………