そんなセシルだから、友達は少ない。 というか、リラしかいない。 セシルの”本当”をわかってくれるのは・・・・ 相変わらずトボトボと光る噴水に向かう。 一足遅かったのか、生徒も教官もみな集まって、シンと静まりかえっていた。 その中を一人不謹慎にも遅れたセシルは、一斉に皆の注目を浴びた。