泣きたい夜の恋物語

夢にも思っていなかった

君と付き合えるなんて

これが夢なら覚めないで。

夢にも思っていなかった

君と別れることになるなんて

これが夢なら早く覚めて。
「会いたい」

さえ言えないのに

「好き」

なんて死んでも告えない
「好きなのはお前ばっかだよな」

なんて言うくらいなら

好きなのが私ばっかにならないように

君がもっと愛してよ
君と私

二人だけの世界なら

君は私しか見えないのに

知ってる?

何十億人いる世界の中でも

私は君しか見えていないんだよ
君が落としたハンカチ

私が拾ってあげた四月

それが全ての始まり

今では毎日のように

恋に落としてくる君
寂しい夜

君に電話をかけてみる

「どした、何かあった?」って

別に話したいことはないの

ただ君の声を聴きたかったの
「一目惚れ」は一瞬の恋

「結婚」は一番の夢

「愛」は一番の証
ねえ、見て。

君のためにオシャレしたんだよ

君のために可愛くしたんだよ

だからお願い

あの子じゃなくて

私を見てよ
同じ教室の中

友達との会話に夢中になっている

そんなふりをして

たまに目が合う休み時間