華やかな会場
豪華な料理
きらびやかな人々
『…すげぇ。』
つか…俺、場違いじゃねぇの?
あぁ、俺達か…
「すっげぇなぁー!しかし(笑)そーいや、薫どこにいるんだろ?」
俺達がきょろきょろしていると、聞き覚えのある声がした。
「久しぶり。」
端正な顔立ち
柔らかい物腰
すらりと伸びた手足
『あ、どうも。』
薫くんだ…
「拓也、大学生だっけ?卒業したら、うちの会社に就職しろよ(笑)」
『はは(笑)』
「俺にはそんな事言わなかったじゃねーかよ!!」
「拓也はお前と違って出来がいいじゃん?頭も顔も?雄也……お前…ハゲたんじゃねぇ?!(笑)」
兄貴に“ハゲハゲ”言っては、笑う薫くん。
「頭ってそっちかよ!ハゲてねーし!」
「バーカ(笑)ま、ゆっくりしてけよな!」
そう言うと薫くんは行ってしまった
「ほんっとあいつは!!昔から俺をいじり倒しやがって!」
『……格が違いすぎだろ』
くやしい…
薫くんはあの頃のまま、変わらずイイ男だ…
『…嫌いにすら、なれねぇよ』
豪華な料理
きらびやかな人々
『…すげぇ。』
つか…俺、場違いじゃねぇの?
あぁ、俺達か…
「すっげぇなぁー!しかし(笑)そーいや、薫どこにいるんだろ?」
俺達がきょろきょろしていると、聞き覚えのある声がした。
「久しぶり。」
端正な顔立ち
柔らかい物腰
すらりと伸びた手足
『あ、どうも。』
薫くんだ…
「拓也、大学生だっけ?卒業したら、うちの会社に就職しろよ(笑)」
『はは(笑)』
「俺にはそんな事言わなかったじゃねーかよ!!」
「拓也はお前と違って出来がいいじゃん?頭も顔も?雄也……お前…ハゲたんじゃねぇ?!(笑)」
兄貴に“ハゲハゲ”言っては、笑う薫くん。
「頭ってそっちかよ!ハゲてねーし!」
「バーカ(笑)ま、ゆっくりしてけよな!」
そう言うと薫くんは行ってしまった
「ほんっとあいつは!!昔から俺をいじり倒しやがって!」
『……格が違いすぎだろ』
くやしい…
薫くんはあの頃のまま、変わらずイイ男だ…
『…嫌いにすら、なれねぇよ』